AIの得意なイラスト、苦手なイラスト

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マイクロストックにコレから画像を増やしていくなら、タイトルの

ような考え方も必要だと思っています。

「AIが得意とするイラスト、苦手とするイラスト」

ここでいいますAIはもちろんAdobeのイラレの事じゃなくって人工知能です。

 

人工知能に仕事が奪われるとか、そんな記事が散見される今日この頃ですが

リンク先はそんな人工知能の危険性について書かれた記事の一例です

このページにあります人工知能に現在できないこと、不得意な事を

以下に引用させていただきます。

(今回のお話しに不要と思われる文言は割愛させていただきました。)

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現在のAIにできないか不得意な事(話の都合上、番号を振りました)

 1 判断の理由を説明すること

 2 論理的思考、抽象化、推論

 3 因果関係、包含関係、コンテキストなどの階層化された知識を用いること

 4 自然言語の意味や対話の流れを理解すること

 5 与えられた学習データにはなかった新たな状況に対処すること

      6  3次元や4次元の時間・空間イメージ(世界観)を持つこと

 7   創造性を発揮すること  心(意識)を持つこと

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2の、AIは抽象化や論理的思考が苦手(できない?)というお話しから入ります

前回の「ジェネレートされるイラストレーション」という記事の中でGogleの

AutoDrawというソフトをご紹介しました。人の描いたラクガキをイラスト化する

...というふれ込みのタダの検索ソフトでしたが…….

「2」のAIは抽象化ができないという記述が正しければこのAutoDrawがやりますと

言っているジャンルは最もAIには出来ない事、であるはずです。

画像のアイコン化、言葉のアイコン化は概念の抽象化、象徴化の典型です。

ネコからキティーちゃんをクリエイトする、キティーちゃんからネコを思い浮かべる

ということはあらかじめ知識としてインプットされているのでない限り、AIには

不可能であると思われますし、おそらくAuto Drawさんもそんなことはしていません

AIはアイコンのような抽象化、象徴化された画像を作り出す力は本来ありません。

ただし、膨大なアイコンの例を取り込めばそれらを組み合わせたり変形させたり

して、あたかもアイコンを作り出したかのような行動をすることができます。

そこではアイコンの形状と基の事物の結びつきはなく、意味の理解はありません

それでも単に形状の組み合わせではなく、形状の特徴を平均化?あるいは

形状の特徴からはみださずに派生形を生み出すことは出来るようです。

 

しかしそこには美意識も選択眼もないではないか、選ぶのは人間であるという

考え方もあります。しかし選択眼や美意識をAIに教え込むこともできるでしょう

それらは選択の方式にすぎません。ある選択方式に沿ってたくさんの候補の中

から人間にとって有用な、好ましいアイコンデザインというものを抽出することは

できるはずです。たくさんのサンプルデータさえあれば、ですが。

つまり十分に既成の作品があり、サンプルデータのあるものについてはAIはその

特徴を取り出し、その特徴を引き継いだ画像を作りそこから良いものを選出する

というやり方で新作作成のような振る舞いができますが、新しい事象や希少なモノ、

概念に対するアイコンの創出、作成は人にしかできないことになります。

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アイコンというのは詰まるところ,事象や概念の抽象化や単純化、象徴化で

そのひとつの変換方式というか“結晶化”させるものですがこれは

ドローイングやマンガ化でもそうだと思います。ひとつの画像の変換方式です。

ここに萌え絵をクリエイトするというAIがあります。同じような画像を

大量に得やすいという事では萌え絵は良いモデルケースなのでしょう。

大量の萌え絵を取り込んで萌え絵という物の特徴を抽出して再構成していると

思われます。これもたしかにクリエイトです。人間だって萌え絵を描くのに、

人間のモデルから出発して一から人を萌え絵に変換させるディフォルメの

公式を考えてるわけでは無いと思います。サンプルから学んでいるだけです。

同様に大量のサンプルデータが得られるジャンルなら、AIはそれをクリエイト

するような振る舞いをすることができると思われます。

……なぜそれを「クリエイトするような振る舞い」とことさらに強調するかと

言えばAIは萌え絵、でもアイコン、でもそれらの絵と人間の女性とか、アイコンが

示す現物とを結びつけていないと思われるからです。それがそれであると理解

しているワケではありません。しかし結果だけを出している。それが今のAIの

姿だと思います。

30年後のことは知りません。がこの先10年後くらいまではこの状況は変わらない

のではないでしょうか?

それなら先に生成されていき無価値化されていく絵の「順番」はやっぱりあるし

それを意識しておいた方が得策だと思うのです。

つまり「あまり大量に同様のサンプルデータが存在しすぎないもの」が一つ

大量にサンプルデータが得られるものだとこういう事もできるようです

架空のアイドルを生成するAI

どこかで見たようなアイドルさん、生成されまくり!

AIさんにとっては写真とイラストの見境なんてありません。全部PC上の事で

あればピクセルの集合体。おなじものですね。何であるかも見境い無し!

表現としてリアルかどうかという事も意味をなさないようです。

これらサンプルデータがたくさんあると特徴抽出、類似派生品を生成という

パターンと…..あと一つは…..

コッチの方がさらにワンランク、スゴイと思ってしまいますけど

テキストから画像を生成するというマイクロソフトの研究、です。

これも、他でも同様の動きがありますね。リクルートのAI「A3RT」

さらにもうひとつ同じリンク先の中央あたりにあるその名もズバリですけど

「Image  Generate API」とか同時多発的にあちこちで同じ動きがあるようです。

 

イメージがジェネレートされていきます。

写真もイラストも、動画も、

それらはそれそのものがコンテンツであるというより「コンテンツの生成基」に

なっていくように思われます。

(意味を作れないAIには本来人を楽しませるコンテンツを作る力はありません)

しかしそれらが大量に生成する「コンテンツの生成基」とは?

それって、マイクロストックの画像素材そのものではありませんか?

写真と言わず、イラストと言わず、動画と言わず、見境なしですが

 

何が登場してきて何から無価値化されていくか?

考えながら行動しましょうよと思いますけど、それをしたとても

何年、価値消滅を免れることができますやらね~。

でもアンテナ張って考えながら進みましょう。

そんな未来がすぐそこですからね。

 

 

 

 

 

 

 

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