未だに..ベクターとビットマップ

未だに..ベクターとビットマップ

ホントに今更ながらといえばそうですけど未だに、一般レベルでいえば

おわかりいただけていないというか、なんというか…なので

ベクターとビットマップの問題。言葉をかえますとイラストレーターのデータと

フォトショップ、Jpegなどのデータとの違いについて、書かせていただきます。

(良くご存じの方にはたいくつな記事と思うので飛ばしてくださいね。)

 ランサーズなんかで意味もなく、イラストレーターデータを要求される方、

また逆にそこはイラレのデータの方がいいんじゃない?と思うケース、

また、近頃多いように思う「とりあえずイラレのデータも要求しておこうか!」

みたいな感じとか、色々あるわけですが意味もなくイラレデータを要求しますと

表現の幅も狭めてしまいますしイラストレータのソフトウェアをお持ちでない

人を初めから人をはじいてしまう訳で….損ですよ。適切にやらないとね。

まず、ご覧ください。同じ絵をイラレで表現した場合とフォトショップなどで

描いた場合との対比の例です

イラストレーターCSで描いたイラスト
イラストレーターでの表現例
フォトショップなどでの作例

正確に申し上げますと、下の例はペインターというビットマップでアナログ

画材を再現するソフトを使っています。上の例はイラストレーターCS6での

作画ですがフォトショップで上記のように描けないということではありません。

ただ上のような表現だったらビットマップソフトを使うよりベクターソフトを

使う方が利点が多くなります。

さてとりあえず先に一例、見ていただいたワケですがお話を戻します。

イラストレーターなどのベクターデータは数値で絵を規定しています。

主にベジェ曲線というサインコサインカーブみたいなのを使って作画

することが多いです。

対してビットマップデータは画面を細かいピクセルの集合体と考えて

そのピクセルの色、明度彩度を規定して絵にします。

実際の作画の状態ではビットマップの方が自然な作画、絵を描くという状態に

近いです。一般的なお絵かきアプリとかは多くはコッチだと思います。

ベクターデータはaiの拡張子で保存されます。現状ほとんどadodeの

イラストレーターというソフトウェアの寡占状態なのでこれしかないといって

過言ではないです。それに対してビットマップデータの方はjpegだったり

フォトショップのレイヤーを維持できる保存形式のpsdだったり、また

pngを要求される方も多いですね。背景透過の状態で保存できるので切張りが

便利だからだと思います。

ベクターデータは画素に依存していないので大きく書き出しても画像があれる

心配はありませんがビットマップデータは画像素子、ピクセルサイズで規定

されていますので小さな画像を拡大すると荒れてしまいます。

また、ベクターデータは任意のサイズにJpeg,psd,pngなどに描きだすことが

できますが逆は…..これも厳密にいいますとできなくはないですが画像として

劣化してしまいますのであまり意味のある行為ではないです。

(あえて手法として使うことはあるのですが。)

….なので近頃どうも、なんでもかんでも「イラストレーターのデータで」

とおっしゃる方がおられるのですが最初に申し上げたとおり、

ベクターを選択することで絵の表現の幅が決まってしまいます。

水彩のような手描きイラストのようなふわっとした柔らかな表現をベクターで、

というのは….これも「絶対にマッタク不可能」とまではいえないのですが

….大変な手間になったり難しかったりします。

まず常識的にはそれは考えない方が良いです。

もう少し作例を出します。

こんな感じですね。

イラストレーターCS6で描いた女性の寝てる絵
イラストレーターの表現例
ペインターによる作例
ビットマップの表現例

まあ理屈より見た方が速いのでまた対比作例があれば追加的に

あげさせていただきます。

描き手サイドとしては当たり前レベルの話なのですが発注者側、

クライアント様側ではまだまだご理解のない場合がある…

というか本来イラストなんかを直にイラストレーターに発注ということが

なかったのがランサーズなんかができたせいもあり、個人発注、直接発注が

ふえたので起きている問題かと思います。

無用な混乱、手間をもたらす変なご発注はクライアント様側にもソンですので

最低限、これくらいのことはご理解くださいという思いで書かせていただき

ました。

また追加で情報があれば書き足したいとおもいます。

今日のところはこれで!

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