子供の頃、お正月にお年玉をもらうと真っ先に目指すのはプラモ屋さんでした。
そのころはテレビゲームなんてなかったですから、なんといっても子供世代の
憧れはプラモとマンガだったです。
田宮模型のミリタリーミニチュアシリーズ、全盛で静岡4社のウォーターライン
シリーズの出初めでした。
どっちも今でもありますけどね。今ではすっかり中高年の一部の物好きモデラーの
特殊な趣味になってしまった感があります。
なので最初に掲示するのはもう30年も前かな?イラストレーターになりたいって
思って一生懸命習作を作っていたころの作品をひとつ….
ドイツのハーフトラックですね。

文字通り、額装もせずにそのまま、うちの仕事場の壁に貼り付けてあります。
もちろんCGなんて結構なものはないのでアクリル絵の具、エアーブラシですね。
ボックスアート、憧れましたね~。
高荷義之さんに上田毅八郎さん、もちろん小松崎茂さんね。
だいたいプラモってボックスアートに挽かれて買うんですからね。
あとお店に飾られている塗装済みの完成品とね。
ワクワクしながらいっぱい作ったものですが…….プラモって残らないんですよね~、
ぜ~んぶ親戚のお子さんとかがおもちゃにして破壊しちゃいました。
イラストレーターとして絵を描いてずっと食べてきましたけどついにそういう
世界とはご縁のないままで(一度だけ自衛隊の船、描いたことあるけど)ここまで
来ちゃいました。
なのでプラモ作りたい気分とボックスアートやりたい気分だけは
残ってるのでそんな気分を使って紙飛行機のボックスアートを作ることにしました
紙飛行機を折る前に紙にカッコイイ柄をプリントしておいて
それから折ることでこういう「プラモデルもどき」な飛行機を
作る事を考えたのです。

イタリア王立軍、マッキ戦闘機の紙飛行機バージョン、
なんとなくカラーリングでマッキの気分だけ出してあるって
感じです。
先端をクリップで止めないといけないのが欠点ですがもちろん
飛びます。
紙飛行機なので、アウトラインが直線的で簡単に画像の
切り抜き加工が可能です。北アフリカ戦線のイメージがあるので
砂漠の画像と組み合わせてボックスアートっぽく
まとめてみました。

下に影が落ちている所がポイントですが….
凝って作りこめば色々工夫の余地がありそうです。
もう一枚、こっちはドイツ機ですね。
メッサーシュミットBF109のイメージで作った紙飛行機
先端のシャークヘッドな塗装がポイントです
